成年後見人が横領などしていないか調べる方法について

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成年後見人が横領などしていないか調べる方法について

成年後見制度とは、判断能力が衰えた方のために、
成年後見人が、判断能力が
衰えた本人(成年被後見人)の代わりに、
預貯金や財産の管理をするというシステムで、
成年後見人になるための資格などは特にありませんが、
身内以外の方であれば、
弁護士、行政書士、司法書士など
法律の専門家に依頼するのが一般的です。

 

多くの法律家の方が成年被後見人のために
しっかりと職務を行っていると思いますが、
中にはズサンな管理や、
成年被後見人の財産を勝手に自分のためにつかうなど、
横領行為を行う者もいるようです。

 

また、身内の一人が成年後見人になった場合、
他の身内の方が、しっかり財産を
管理しているのか不安になる場合もあるかと思います。

 

成年後見人の職務を監督する機関や組織はない

残念ながら、現在のシステムでは、成年後見監督人という
成年後見人を監督する者をつける制度はあるものの、
成年後見人の職務を監督する機関や組織はなく、
外部からは成年後見人が本当のところ何をしているのか、
わからない仕組みになっています。

 

(成年後見人は家庭裁判所に
収支報告を行う必要がありますが、
家庭裁判所は実質的に中身の審査などは行いません。

 

もちろん、法律家が成年後見人になった場合は、
家族の方にも定期的に収支報告などを行うのが当然ですが、
それもごまかされてしまったら、
本当のところはわからないということになってしまいます。)

 

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このような状況下で、
成年後見人がしっかり職務を行っているか不安になった場合に、
取りうる行動としては、成年後見人に財産開示を請求するという方法です。

 

ただ、強制力はありませんので、
成年後見人に、プライバシー保護を理由に拒否されてしまったら、
それ以上は踏み込めないことになります。

 

ただ、家庭裁判所に「利害関係人」として、
成年後見人が提出した報告書などの
記録の閲覧の許可を求めるという方法があります。

 

これも前述のとおり、
成年後見人がごまかした報告書であれば、
その内容が事実かどうかを調べるには、
難しいですが、このような行動を取ることによって、
成年後見人の管理について、
目を光らせていることをアピールすることにより、
何もしないよりは今後の抑止力につながるとも考えられます。

 

ということで、成年後見人の財産管理について、
法制度などでは監督する仕組みが
整備されているとは言えませんが、
成年後見人の報告書と実態を見比べてて、
「買ったことになっているものがない」という場合や、
不審な支出などが見受けられる場合は、
他の弁護士に相談をして、判断を仰いでみるとよいかもしれません。

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