囲繞地通行権で自動車の通行は認められるか?

スポンサードリンク

囲繞地通行権で自動車の通行は認められるか?

囲繞地通行権とは

他人の土地に囲まれ、
他人の土地を通らないと公道にでれない土地を「袋地」
囲んでいる土地を「囲繞地(いにょうち)」といいます。

 

民法という法律では、
この袋地の所有者が公道に出るために、
袋地を囲んでいる他人の土地を通行する権利を認めています。

 

この権利を「囲繞地通行権」といいます。

 

袋地ができた原因が土地の分割によってできた場合、
土地の一部を譲渡したことによってできた場合には、
通行できる場所は、分割あるいは
一部譲渡前の土地のみに限定されますが、
通行料を支払う必要はない通行権となります。

 

これらの場合以外に生じた袋地の場合は、
囲繞地に与える損害が最小限となる場所、
方法に限った通行権が認められ、
損害を賠償、つまり通行料を支払って
通行しなければなりません。

 

スポンサードリンク

style="display:inline-block;width:300px;height:250px"
data-ad-client="ca-pub-7703623100410059"
data-ad-slot="9363541721">

 

囲繞地通行権で自動車の通行は認められるか?

この囲繞地通行権がある場合、
この通路を自動車で通行することが認められるかどうか
という点ですが、微妙な問題です。

 

最高裁判所は、自動車の通行を認めるか否かについて、
自動車の通行を認める必要性、周辺の土地の状況、
他の土地に与える不利益等の諸事情を総合的に判断して、
判断すべきものとしています。

 

自動車の通行が認められた場合、
認められなかった場合、
どちらの前例もありますが、要点をまとめると、
一般的に囲繞地通行権にもとづいて、
自動車が通行できるだけの通路の拡幅を
請求することが認められるのは難しいとされるものの、
自動車通行を認める必要性が高く、
拡幅おさほど困難ではない場合、かつ、
囲繞地に損害が生じないというような場合は、
認められる可能性があるようです。

 

このように囲繞地通行権がある場合に、
その通路を自動車で通行できるか
どうかは事情により微妙ですので、
具体的な点は弁護士などの専門家に相談されるとよいでしょう。

スポンサードリンク
スポンサードリンク