所有地に自動車が放置されいる場合(放置車両)の撤去、対応策について

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所有地に自動車が放置されいる場合(放置車両)の撤去、対応策について

放置車両の民事上、刑事上の責任

商業施設の駐車場や、
自分の所有地に他人の自動車が放置されている場合、
自動車を放置している者は、
建造物侵入や威力業務妨害罪など、
刑事上の責任を問われる可能性があります。

 

一般的には、放置車両の所有者には、
反則金の納付が課されますが、
それに応じない場合は、違反点数がついて、
放置違反金の納付命令がされ、
放置違反金を納付しない場合は、
車両の使用制限がされ、車検を通過することができなくなり、
強制的に放置違反金を徴収されることになります。

 

警視庁HP 放置駐車違反に対する責任追及の流れ
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/project/nagare.htm

 

土地の所有者は、放置されている自動車の所有者に対して、
その車両の撤去を請求することが可能です。

 

また、その土地を使用できなかったことによって損害が生じた場合は、
その損害賠償を請求することもできます。

 

とはいえ、日本の法律には、
「自力救済の禁止の原則」というものがあり、
原則として、自分の土地に放置された自動車であっても、これを勝手に撤去することはできません。
ですから、自動車を勝手にレッカー移動したりすると、
土地の所有者が自動車所有者に民事上の責任を追及され、
また器物損壊罪などの刑事責任を
問われる可能性がありますので、注意が必要です。

 

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放置車両の撤去、対応策について

では、土地の所有者は、放置車両に対してどのような方法をとるべきか
ということになりますが、まずは
車両の写真(車体の前後左右、ナンバープレート、車両の内部、
放置の状態を確認できる離れた場所からなど
さまざまなアングルで)を撮影して、
どのぐらいの期間、その自動車が放置されていたのかという
記録を残しておきましょう。

 

その上で、まずは最寄りの警察署に相談してみましょう。

 

盗難車両である場合、
解決が早い可能性があります。

 

盗難車両ではない場合、
警察の対応が現段階で難しいという感触の場合は、
運輸支局で、この放置車両の写真や記録を持参し、
「登録事項等証明書」の交付の請求をしましょう。

 

これにより、この自動車の氏名や
住所を確認することができます。
(なお、軽自動車の場合、
このような登録制度がないので、このような
確認方法をとることができませんが、
弁護士に依頼することで、
弁護士会照会で調べることができますので、
弁護士にご相談ください。)

 

自動車の所有者がわかったら、その者に、
撤去を依頼し、自動車の所有者本人に
撤去してもらうようお願いするということになります。

 

自動車の所有者が、
その自動車の購入を分割払いなどで購入した場合は、
登録された所有者が自動車販売会社や
信販会社になっている場合もありますが、
その場合、記載された会社が
撤去に応じてくれる場合もあります。

 

自動車の所有者が、
自動車の撤去及び損害賠償の請求に応じない場合は、
裁判手続きにより、明け渡しを実現する必要があります。

 

この手続きは少々複雑になりますので、
弁護士にご相談されてみることをおすすめします。

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