マンションの「共同の利益に反する行為」とは?

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マンションの「共同の利益に反する行為」とは?

区分所有法という法律は、
区分所有者は、建物の保存に有害な行為
その他建物の管理又は使用に関し
区分所有者の共同の利益に反する行為を
してはならないと規定しています。

 

「共同の利益に反する行為」であるかどうかは、
具体的に当該行為の必要性の程度およびそれによって
他の区分所有者が被る不利益の形や程度などを
共同生活を営む上で、
総合的に考慮した判断がされることになります。

 

「共同の利益に反する行為」にあたるとされた例

「共同の利益に反する行為」にあたるとされた例としては、
耐力壁を取り壊す行為、
廊下などの共有部分に私物を放置する行為、
換気装置設置のために、建物外壁に開口部を設置するような
建物を不当に毀損する行為、
建物内に重量物や危険物を運び込むなど、
建物を不当に使用する行為、
騒音、悪臭、振動などの迷惑行為、
自己を組長とする暴力団の組事務所として使用した場合、
管理規約に違反し専有部分で
工ステ営業、治療院として使用した場合、
管理費等の滞納、居酒屋を営業し、管理規約に反した
厨房用換気ダクト、造作・看板等を設置するとともに、
深夜まで営業した場合などがあります。

 

共同の利益に反する行為に対してとれる措置

共同の利益に反する行為に対しては、
他の区分所有者全員または管理組合法人は、
違反行為の停止、違反行為の結果の
除去、違反行為を予防するため
必要な措置をとることを請求することができます。

 

共同の利益に反する行為に対して裁判上の措置としては、
差止請求、専有部分の使用禁止請求、区分所有権の競売請求
があります。
また、損害が生じた場合には、損害賠償請求が認められる場合もあります。

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