知らない間に保証人になっていた場合の責任、対処法

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知らない間に保証人になっていた場合の責任、対処法

知らない間に他人の借金の保証人となっていた場合、
原則としてその保証人には、保証人としての責任はありませんが、
注意が必要な場合があります。

 

例えば、家族や親しい間柄で、
共同所有の不動産を売却する際に、
実印と印鑑証明を預けて、
その実印と印鑑証明を流用されて、
別の契約(保証契約)をされてしまったという場合です。

 

これはもちろん、実印と印鑑証明を使って
別の契約をした者が悪いのですが、
問題は、この実印と印鑑証明を
勝手に使われた方が気の毒なのはもちろん、
この実印と印鑑証明を信じて
契約をした相手方もまた気の毒という点です。

 

法律の理屈としては、
この気の毒な二者のどちらかに泣いてもらわなければならないことになります。

 

どちらに泣いてもらうかは、
実印と印鑑証明をそれを信頼した相手方の落ち度などにより、
判断されることになりますが、
この相手方が信頼するにつき、落ち度がない場合は、
勝手に実印と印鑑証明を使われた者が、
保証人としての責任を負わなければならない
という話になってしまいます。

 

もちろん、悪人は、実印と印鑑証明を勝手に使った人物ですので、
その者に対して損害賠償の請求などをして
損害を穴埋めさせることができますが、
これを行うのもとてつもない労力が
かかる場合が多いので厄介です。
(悪人が損失を賠償するお金がない場合、
どうしようもなくなってしまう)

 

 

また、注意が必要なのは、
無断使用された者が相手方に対して、
保証人となることを認めるような発言をうかつにしてしまうと、
「追認」ということになり、相手の落ち度を吟味するまでもなく、
保証人の責任が生じてしまうこともあるという点です。

 

ですから、このような厄介事に巻き込まれた場合は、
うかつな発言、行動が命取りになりますので、なるべく早く
弁護士に相談しましょう。

 

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