共同相続人の一人が預金口座の開示請求できるか

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共同相続人の一人が預金口座の開示請求できるか

死亡した方の銀行口座からお金を引き出すには

相続財産に預金がる場合、
被相続人の預金口座から相続人が支払いを受けるには、
相続人全員が署名し、
実印を捺印した遺産分割協議書か、
払戻請求書と相続人全員の
印鑑証明書が必要となります。

 

 

法律の理屈でいえば、預金に400万円あり、
相続分が4分の1の相続人が4人いる場合、
それぞれが100万円ずつ
支払いを受けることができるということになりますが、
銀行の実務としては、
このような支払いの請求には応じません。

 

 

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死亡した人の預金口座の開示請求は相続人の一人がすることができる

これに対して、預金の有無や残高については、
相続人であることが確認できれば
各相続人が単独で情報の開示を請求することができ、
銀行も応じてくれます。

 

また、預金口座の取引経過については、かつては
相続人全員からの依頼には銀行も応じていたものの、
相続人の一部の者からの請求には応じていませんでしたが、
近年は、預金の取引経過の開示については、最高裁判所は、
次のような判断をしています。

 

「共同相続人全員に帰属する預金契約上の地位に基づき、
被相続人名義の預金口座について、その取引経過の開示を求める権利を
単独で行使することができる」

 

ということで、
共同相続人の一人は単独で、銀行などの金融機関に対して、
預金の取引経過などの開示を請求することができ、
応じてくれる銀行が多くなっています。

 

なお、相続人の協議がまとまらず、遺産分割調停や審判を経ても、
遺産分割の合意ができない場合、
各相続人は、各相続分に応じた預金債権について、
金融機関に支払いを請求せざるを得ないことになりますが、
この請求に金融機関がやはり応じなてくれないという場合は、
金融機関を相手に支払い請求の訴訟を起こすことができます。

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